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監督:フランシス・ローレンス
出演:ウィル・スミス/アリシー・ブラガ/ダッシュ・ミホク
2007/米/100分//☆☆☆

批評 主人公の頭が悪さが・・・

 世界は絶滅した。
 ただ1人、NY でサバイバルを続ける男は、なぜ NY で、何を希望にして生きているのか・・・

 流行の知性化ゾンビものの一種。

 主人公は軍の生物化学者らしいが、とてもそう頭が良い人間の行動とは思えないのが作品最大の欠点だと思う。
 ゾンビ化した元市民の行動を、客観的に判断しているとはとても思えないし、自宅の状況も、他にいくらでも防衛方法はあるだろう (しかも自衛装置が役に立っていない) という物だ。
 マネキンのエピソードなど、その迂闊さ、馬鹿さかげんがもっとも分かりやすい。
 そこから先の展開のために、意図的に脚本家がしかけたのが丸分かりだ。

 展開のために都合の良い展開を仕掛けるときは、もっと慎重、もっと分かりにくく、もっと気づかれないようにやっていただきたいものだ。

 映像的にも問題が多い、人類が滅亡したといいつつ、滅亡シーンがすべてニューヨーク。
 他の場所の描写は一切ない。
 主人公が飛ばしている無線放送に返答がないから、という台詞で世界滅亡を表しているが、地表にアンテナを立てて飛ばしても、届く距離などたかがしれている。
 作中のニュース番組でも良から、やはりここは映像的な説得力が欲しい所だ。

 そもそも人類滅亡ものは、「渚にて」と「復活の日」という二大傑作と戦う必要がある。
 どちらも、映画が傑作かと問われると厳しいものがあるのだが、本作はその二作にさえ完全に負けている。最新 CG で描かれる無人の NY シーンくらいか?勝っているのは。

 それは映画が勝っているんじゃない。
 CG 技術が当時とは比較にならんだけだ。

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