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グッド・シェパード
監督:ロバート・デ・ニーロ
出演:マット・デイモン/アンジェリーナ・ジョリー/アレック・ボールドウィン
2006年/米/167分/松浦美奈/☆☆☆

批評 エイリアン!?

 CIA 創設からピッグス湾事件を、己の生活を省みず、国家のために全てをささげた男の視線を通して描く。
 脚本は緻密だし、演出も重厚。
 大学時代から、20代半ばの息子がいる時代までを、マット・デイモンとアンジェリーナ・ジョリーが演じているのはかなり無理がある (せめて、もっとメイクでごまかすべきだったと思う) が、キャスティングも良い。

 だが、いかんせん分かり難い。
 おそらく、米現代史を知っていれば年号や事件があらかじめ頭に入っているのだろう。
 米国の情報組織の相関図も、同じくある程度頭に入っているのだろう。
 しかし映画では、そうした情報の一部を「知っているもの」として処理している。
 それゆえに、知らない人間には非常に分かり難いことになってしまっていると思う。
 OSS とか SSU とか CIG とか突然出てきて、しっかり処理できるだけのキャパは持ち合わせておらん。

 それにもかかわらず、“3時間魅せてしまう”のは凄い事だと思うけどね。

 なお、「国家に全てをささげる」という感覚がそもそも理解できない私のような人間からすると (私は、極めて反権力的な思考回路の持ち主である) この主人公ははっきり言って異生物だ。

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