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最低映画への
有罪判決

その小屋
どうだった?

徒 然 草

掲 示 板

秒速5センチメートル
監督:深海誠
出演:水橋研二/近藤好美/尾上綾華
2007年/日/60分/☆☆

批評 中学生妄想日記

 小学校のころ好きだった女の子を忘れられない男の物語を、小学校-中学校、高校、社会人の短編三話で描いた作品。

 物語の恥ずかしさと現実離れっぷりは、中学生妄想日記としじゃいいようがない。
 だが、それは作品の欠点ではない。
 身もだえするほど恥ずかしい映画など、ほかにもある。

 この作品の欠点は、自爆的な設定と、それを明白に説明してしまう台詞やナレーションだ。

 本作と、前作「雲の向こう、約束の場所」、前々作「ほしのこえ」の内容を合わせると、この監督は、心理描写のために用意した設定を、本筋上ではまったく必要ない台詞で補強して、それをやってしまったが故に作品本筋に矛盾が生じていることが多い用に思う。
 救われないことに、その矛盾故に、作品の、この一カ所の展開のため「だけ」に用意した設定だという事が露骨にばれてしまっている部分も多い。

 これは、作劇的に問題だ。あからさまに仕掛けがばれる。

 深海誠は、本質的に短編映画の人なのかもしれん。
 中編を含む三本の作品で、連続で同じ欠点がでているとそう思わざるをえん。
 酷い出来ではないので次回作までは見にゆくだろうが、出来によっては、それ以降は優先度を落とさざるをえんな。

 なお、まったく個人的な感想だが、好きな相手から連絡がないのは、一カ月でもつらいぞ。
 もう一つ、途中の MC 風演出は、そうとう浮いている用に思うのは私だけか?

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