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コラテラル
監督:マイケル・マン
出演:トム・クルーズ/ジェイミー・フォックス/マーク・ラファロ
2004年/米/120分/戸田奈津子/☆☆☆

批評 話題先行の素人殺し屋頑張りますっ!

  殺し屋とタクシー運転手。
 ロスのある夜、偶然出会ってしまった二人が、その運命を狂わせて行く...

 彼本人は、かなり気合を入れて役作りをしたようで、銃の取り扱いなど、かなりカッコイイ。
 監督が監督だだけに、夜のロスの美しさもピカ一。
 台詞の応酬も面白い。
 まっとうな男の正論が、しかし悪人の筋の通った理論によって撃破されて行く様など、最高の瞬間だ。まさかこんな台詞合戦を、最近のハリウッド映画で見られるとは思わなかった。
 とは言え、この展開のおかげで主演のトム・クルーズを、共演のジェイミー・フォックスが喰ってしまった感があるのは否めない。

 そして、より大きな欠点もある。
 こうした部分部分を積み重ね、一つの通った物語としてみると、悲しいまでにトム・クルーズが殺し屋に見えない。否、思えない。
 凄腕で、確実に仕事をこなしてきた、その筋では有名な殺し屋だという話になっているが、それにしちゃぁ原始的なミスが多い。
 タクシーの拾い方、資料の扱い方から人の使い方に至るまで、とにかくプロの行動とは思えない荒っぽさが目立つ。

 デティールの美しさは、ただそれだけでは全体の美しさを生み出せない。その良い例であると言えるだろう。

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