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監督:サリー・ポッター
出演:クリスティーナ・リッチ/ジョニー・デップ/ケイト・ブランシェット
2000年/英・仏/97分/戸田奈津子/☆☆☆

批評 話がうまくまとまってない

 第二次世界大戦による黒い影をまとったヨーロッパ。幼少のころに分かれた父親を探すべく、アメリカを目指す少女の物語。

 歴史的な悲しみと対照的に、鮮やかな色彩は美しく、相変わらずの不機嫌そうな顔のクリスティーナ・リッチは素晴らしく、“白馬の王子様”を素でやって似合うジョニー・デップはカッコ良く、ケイト・ブランシェットの一筋縄では行かない役は似合いすぎている。

 たしかにこの映画は、感動の押し売りという世にも恐ろしい愚行を犯さなかった。
 しかし、伝えたいことが多すぎて空回りする物語と、その伝えたいことを伝えようとする思いは空回りし、自己陶酔を極めた内容はまさにまとまりのない代物だ。

 そしてそれを象徴するのが音楽。
 たしかに美しい音楽が奏でられる。しかし、一本の映画にしてはあまりにも多くの種類の音楽を入れすぎて、統一性があるとはとても言いがたい。

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