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監督:若松節朗
出演:織田裕二/松嶋菜々子/佐藤浩市
2000年/日本/129分/☆☆

批評 悪役は、なによりも怖くなくちゃいけませんよ

 冒頭、ダム内部の作業通路を抜けて、メンテナンスハッチからダム外壁に出る織田裕二。それを正面から望遠で(おそらくヘリから)撮影。こいつがメインタイトルバックに続いて、あげくにキャメラが引いてく。この画はスゴイ!圧倒的な大迫力!!さすがは立山連峰にこもって撮  続く遭難シーンは、まぁ雪の中で良くフィルム回したねぇというシーン。悲しいかな迫力で「八甲田山」に負けてる。問題は監督、ちょっと感傷的に画を作りすぎてる。鼻につく。こんなにアップばかり見せるな、しつこい。つーかせっかく雪の中で撮ってるんだから、もっとキャ  ここら変でいっきに絶望感が襲ってきました。
 その後テロリストがダムを制圧。これがまた佐藤浩市が怖くない。
 意味不明の理論を持ち出して、悪役なのに説教垂れるという日本映画界の悪しき伝統に従わなかったのは見事だが、それにしても怖くない。全然怖くない。不気味さもない。表情変えずに演技していたり、黒服に身を包んでいたりするのは怖さの演出なんだろうけど、全部マイナス  よりすぎです。アップばっかりです。ダムの制御室にしろ、警察の対策本部にしろ、警視庁の特別対策室(?)にしろ、より画ばかり、もっとキャメラ引け!!
 アクションシーンは、もっとキャメラを動かせボケェ!!
 つーことで、脚本と松嶋菜々子の演技力を除いて(“へた”なんじゃなくて、アクション映画のできる演技じゃない)周りはOK。立山連峰の自然もすげぇ迫力。
 ダメなのはキャメラワークと演出。

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