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監督:深作欣二
出演:藤原竜也/前田亜季/山本太郎/栗山千明/ビートたけし
2000年/日本/113分/☆☆☆

批評 仁義無き (中学生の) 戦い

 私にとって原作最大の不満だった、構築されている世界観と、登場人物の語る世界のギャップが綺麗になくなっているのはお見事。
 小説の読みどころ (なんだと思う、きっと) のひとつである心理描写は、映画のもっとも不得意とするところ。と、いうことで豪快にカット。割り切りよすぎ。つーか切りすぎてただのサイコになっちゃったキャラあり。いくらなんでもやりすぎじゃありませんか?
 やりすぎと言えば途中で出てきた「腹腹時計」。脚本家は全共闘世代ですか?つーか「若者向けに!!」と力説している割に、この本はあまりにもマニアック。ちなみに実在する (した?) 本で、早稲田の某本屋でのみ売っていたらしいです。内容は、爆弾製造マニュアル。うわさ  あと、深作欣二なので銃や爆発物に対するリアリティーというのは微塵もありません。勢いです。弾は都合よくなくなります。都合よくない限り永久に出ます。さすがはジョン・ウーが影響を受けたと語る男。ついでに血がドパドパで出てました。さすあクエンティン・タランティ
 不満点は BR法 の基本設定。小説とは違い、近未来の荒廃した中学校教育を問題視して作り上げた制度という設定なんだが、そこで「おまえら (中学生) が大人を馬鹿にするからだ!」という台詞があるが、おいおい、そういう子供を育てたのはお前たちだよ!!と思ってしまうの  それともうひとつ。どうせならもっと人数を少なくしたほうがよかった。“少子化に伴って一クラスの人数が減っている”という設定を入れて、そうだな、半分くらいにしたほうがよかったんじゃないのか?
 あまりにも短時間で、あまりにも大量の人間が死にすぎ。残虐とかそういう問題じゃなくて、見てて疲れた。だって考えても見てくれ。クラス42人で、上映時間が 113分。死なない人がいるにしても、平均して3分に一人は死ぬ。こりゃ早や過ぎだよ。

 殺すのにこまかい心理描写がなく、怒涛の勢いで殺しまくる。
 はて?これのどこが仁義無き戦いと違うのかな?

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