新日記3月14日
ホ ワ イ ト デ イ 特 別 編
悲しきは家族の会話
本日は3月14日。
日本史上に残る大事件、江戸吉良邸討ち入り事件、“忠臣蔵”と呼ばれる事件の発端となった日である。
浅野内匠頭長矩が、江戸城内 (松の廊下とする物語が多いが、実際には松の廊下ではなかったと言われている)
において吉良上野介義央に刃傷 −斬りつけた− に及んだとされる日であり、その日の夜には浅野内匠頭長矩が切腹になっている。
なお、なぜ刃傷に及んだのかに付いては諸説紛紛。
日本史上における重大な日だ。
もちろん喪に服す。浮かれている暇はない。
特に私は、さる事情から討ち入りし、後に切腹となった赤穂浪士の眠る泉岳寺にはたびたび訪れていることもこれには無関係ではない。
だがしかし、私と母親の間で交わされた会話は冷え切っていた。
(注・我が家は両親と姉と私の四人家族である)
母「あぁ、なんなんだろうねぇうちの子供達は」
私「なにが?」
母「二人とも、クリスマスもバレンタインも今日も家で過ごしてるじゃない」
私「はは...ははは(かわいた笑い)」
く、御菓子屋の陰謀(ホワイトデイには御菓子屋の陰謀以上の理由はどこにもない)に踊らされていないと言っとこうよここは!!