テアトルタイムズスクエア
最寄駅 : 新宿駅(東京都)
座席数 : 340席
電 話 : 03-5361-1937

このスクリーンはミニシアターじゃない
 高島屋タイムズスクウェア12階。
 エレベーターでもエスカレーターでもどちらでもお好きな方で。階段で昇るのはあまりにも健康的なのでお勧めしない。

 どの映画でもやっているのか分からないが、各回定員入れ替え制。受付で整理番号をもらえるのでその回の番号を確保した後、開場まで適当に時間をつぶすことが出来る。
 開場前に作られる列は、入り口の奥。階段の下方向に向かって作られる。120番くらいから先の人は、11階から回った方が楽だろう。

 中に入ると、ぐるっと回ってスクリーン向かって左前から劇場内に入ることになる。
 スクリーン規模のためか、もともとがアイマックス用だったからなのか不明だが、最前列との距離はそれなりにある。スクリーンと最前列の間はステージではなく二段...いや、もっとか。下がっている。
 最前列から最後列までの距離が短いのも特徴的。その代わり、横幅はかなり有る。スクリーンが大きいし、扇状になっているのでそんなに問題にならないのではないかと思われる。
 最近は座席が大きい劇場が増えてきているが、ここはやや小さめ。座席のサイズよりも、前席との間隔が狭い方が問題のように思うが。

 最大の問題は、スクリーンの位置が非常に高いということだ。
 すり鉢構造なのでもともと前の人の頭が邪魔になることは考え難い上に、スクリーン位置が高い。前のブロックでは確実に首が痛くなる。少なくとも私は痛くなった。

 座席を選ぶときは、スクリーンまでの距離ではなく、スクリーンと座席の高さを考えた方が良い。

 上映中、非常口灯、常夜灯は消灯。フットライトのみ点灯。このフットライトが中々明るい。座る前に視界に入らないことを確認した方が吉。
 それさえ視界に入らなければ、黒を基調とした内装なので明るいと感じることはない。ピントも音響も良いし、スクリーンが大きのはやはり良い。
 テアトル系はここ数年クラシック映画のリバイバル上映を大規模に行っている (「2001年宇宙の旅」や「ベン・ハー」など、「風と共に去りぬ」は違ったな) ので、その系統でとても期待できそうだ。
 「史上最大の作戦」とかやったら最高だろうなぁ。

 スクリーン位置を下げて座席を一回り大きくしてくれると、ロビーの小ささ (ミニシアター系なのでしかたないのかも) と看板が外に無い (チケット売り場の脇にポスターが張ってあるだけ) という雰囲気的な問題以外は無くなる。
 まぁまぁ良い劇場ではなかろうか?
(YaNac)


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