最低映画への有罪判決
〜復活篇〜
第十一回「グランドクロス」を斬る
やはり月二本ってのは無理だ。今月から月一本に変更する!!
本数的には問題ないけど、そんなに見てる時間ねぇし。ウジウジ
つぅことでこれからは月一本の連載だ。これは決定事項だ!!
では本編の解説。この映画のすごいところは、解説できるだけの物語をもているってことだね!!
少なくともそれなりにまとまったシナリオだってことさ!!そうじゃないと、なにやってるんだかわからないからね!!
まぁしょせんは最低映画の物語。薄っぺらで短く紹介できるんだけどね!!
太陽黒点の活動が活発になって、地球に新たな氷河期がくるという作品だ。
ちなみに、アメリカ全土がマイナス20度のオーダーになるんだそうだ。
助かる手段は赤道にゆくしかないんだそうだ。
ちなみにどのくらい冷えるかってぇと、アメリカ全土でマイナス20度とかいっているよ!!
ハリウッドが雪に埋まっていいるマット合成はなかなか良くできていて、ヘボヘボの「アンドロ〜」から見れば検討しているといえるね。
けど、なんで助かるのに赤道なのかねぇ?きっと赤道はシベリアの秋くらいの寒さでたすかっているんだね?そうなんだろ?
むちゃくちゃな科学考証はまぁこっちにおいといて、次は人間描写のおもしろさだ!!
主人公たちは政府要人の救出船めざして特攻する民間人なんだけど、なにがすごいって対象になってる政府要人は民間人を踏み台にしてますよ!!なにせ、自分しか船に乗れないんだもの。それをかくして自分をそこまで運ばせようとするなんて悪人の極み!!
制作者はきっと、生き残るために必死の人間を書きたかったんだろうけど、どうみてもただのエゴイスト。日本人にはなじみ深い越後屋レベルの悪人にしか見えないあたりがすげぇおもしろいね。
人間描写の稚拙さと物語の馬鹿さ加減。
一級の最低映画だ!!最低映画ハンターならぜったいに見ておくべき作品さ!!