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相棒─劇場版III─ 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ
監督:和泉聖治
出演:水谷豊/成宮寛貴/伊原剛志
2014年/日/114分/☆☆

批評 ぐったぐった

 無人島で起きた死亡事故の捜査に乗り出した特命係の二人が、巨大な陰謀に巻き込まれる。
 という内容。


 風呂敷広げたけど、広げきることも、綺麗にたたみきることも出来ずにズブズブになってゆく様が、有る意味たいへん面白いという残念な映画。


 素人くさい自衛隊の先鋭部隊や、素人くさい民間軍事訓練集団等、そのあたりの突っ込みに耐えうる邦画もどこかにあって欲しいものだと思うのは毎度のこと。
 さらに製作者の主張が炸裂し、米国批判と日本の右翼化を憂いる演説にいたっては、唐突過ぎて別の意味で面白いと言わざるを得ない。
 いや、途中展開が大雑把でも、犯行の原動力や、発覚の原因部分がもうちょっとしっかり出来ていれば状況は違ったかもしれない。
 しかし、この作品では、ずいぶんと大雑把な犯行動機と、それをめぐる大雑把な諜報戦が事件発覚の発端なので、全体的に大雑把な印象で物語が終わってしまう。

 登場しただけで意味の無い自衛隊幹部等、用意しただけでまったく動作していない周辺も、最後までとっちらかったままな印象をさらに加速させることだろう。
 シャカイテキインボー、コッカノキキを演出した良いとは分かるが、まったく上手く行っていない。

 せっかく予算を突っ込める映画なんだから、撮影場所じゃなくて脚本にもっと金を書ければ良いのに。
 もったいない。

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