貴殿は
1999年5月2日以来
Counter
人目の挑戦者だ

表  紙

更新履歴

新 日 記

全映画批評

映画批評・壱
2015年版
2014年  2013年
2012年  2011年
2010年  2009年
2008年  2007年
2006年  2005年
2004年  2003年
2002年  2001年
2000年  1999年

映画批評・弐

最低映画への
有罪判決

その小屋
どうだった?

徒 然 草

掲 示 板

ツーリスト
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演:アンジェリーナ・ジョリー/ジョニー・デップ/ポール・ベタニー
2010年/米・仏/103分/戸田奈津子/☆☆

批評 スターシステムの欠点

 旅行中の列車で知り合った美人。
 彼女に連れられた男は、水の都ヴェニスで殺し屋に狙われる。
 いったい彼女は何者なのか。

 豪華スター競演映画最大の欠点は、対抗する他の役者が存在しないことが、あらかじめ分かっている事だ。
 故に、この映画も、懸命に引っ張るオチが、かなり早い段階で分かってしまう。
 いかにポール・ベタニーが可哀想でも、悲劇に見舞われることは決定的なのである。

 結末が分かっていても、すぐれた構成でさいごまで引っ張ることは可能だっただろう。
 しかし、この映画は馬鹿正直に作ってしまった。
 スターシステムの利点を活かさず、そんお欠点を活かす事になるというのに!

 結果、とてもとても盛り上がらない。
 スター採用だという事を忘れてみれば、あるいは面白いのかも。

 なお、最後の「彼の罪」だが、旅券偽造と密入国もあるので、ロンドン警視庁は十分に操作続行だと思われる。
 こういう詰めの甘さも、あるよなぁ。

戻る