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ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー
監督:アンジェイ・バートコウィアク
出演:クリスティン・クルック/マイケル・クラーク・ダンカン/ニール・マクドノー
2009年/米/97分/伊東武司/☆

批評 チュンリーが子供にトラウマを与える話(嘘ではない)

 父親を謎の組織“シャドルー”に誘拐されたチュン・リーが、“シャドルー”を壊滅させる話。

 元々、物語性などない格闘ゲームを映画化するのは厳しい。
 なぜなら物語がないからだ。

 キャラクタのバックグラウンドストーリーはあるが、それは物語劇中で主に語られることはない。
 そうなると、映画は物語を放棄してひたすら格闘戦を見せるための映画になる。
 しかし、そのためには「格闘戦」を見せるための物語が必要になる。

 この大いなる矛盾。

 ヴァン・ダム主演で作られた前の映画も、実に適当な物語を作っていたが、あまりにも適当すぎて崩壊していた。
 しかし格闘シーンは、さすがに面白かった。

 だが、この映画はどうだろう?

 製作者はどうも何か勘違いしたようで、この題材で物語を作り込むという暴挙に出た。
 可能な限りゲームの設定を入れ込んだ物語を。

 結果、中途半端にゲームの設定が入っている、ゆるゆるで矛盾しまくりの人間ドラマを軸にした、まさに“酷い”映画が完成した。
 なるほど、格闘シーンはそれなりによくできているが、ゲームの技をもろに実写化されてもまったく強そうに見えない。
 スピニングバードキックや気功拳など、もはやギャグだ。(百裂脚が出てこなかったのはせめてもの救いと言える)

 物語も映像も中途半端。いったい何がやりたかったのださっぱり分からないが、完成度が「終わっている」事だけが良く分かった。
 酷い映画であった。

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