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旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ
監督:マキノ雅彦
出演:西田敏行/中村靖日/前田愛
2009年/日/112分/☆☆☆

批評 終盤壊滅

 日本最北の動物園、旭山動物園が、閉鎖の危機から世界初の行動展示によって復活するまでを描いた作品。

 入場者数が減少を続ける旭山動物園。
 可能な限り、自分たちの出来る事をやるが、それでも入場者数の減少に歯止めがかからない。
 次々に襲いかかる逆境に、金をかけず、しかし客を楽しませようというアイディアを次々出してなんとかしようとあがく中盤まではものすごく面白い。

 しかし、終盤になると一気に面白くなくなる。

 市長が代わり、風向きが変わる。
 起死回生の一撃を放つ動物園。
 しかし、具体的に「どんなことをやりたいのか」を描かず、市長の前で熱意だけ伝え、なぜかあっけなく莫大な予算が通り、次の瞬間、「入場者数日本一」になってしまうあっけなさ。

 ボロボロの正門が、いつの間にかものすごく立派な正門になっている不思議。
 いやこれ改装どころか面積が広がっているように見えますぜ?

 入場者数最悪から「入場者数日本一」になるまでは、TV ドラマやドキュメンタリで幾度も取り上げられているから「観客の皆さんご存じでしょ?」とでも言いたいのだろうか?
 しかし、少なくとも私は山本弘理論 (原作を読み、撮影事情を知った上で批評せよ) に賛同していない。
 映画は、それ単体で成立していなければならないと思う。

 これじゃ、後半がただの手抜きだよ。中盤までに面白いだけにもったいない。

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