貴殿は
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監督:リー・タマホリ
出演:ニコラス・ケイジ/ジュリアン・ムーア/ジェシカ・ビール
2007年/米/95分/林完治/☆

批評 健忘症?

 “2分後の未来が見える”男は、テロリストの米核攻撃を阻止できるか!?

 という内容なのだが、物語があらゆる意味で破綻している。
 まず、“2分後の未来が見える”のがどういう事なのか分からない。
 2分後の未来の見えるのか、それとも2分以内の未来を恣意的に選べるのか。
 この違いは大きい。
 未来が見えるのは、制御できるのか制御できないのかも不明だ。
 基本的に制御できるが、ときどき暴走している・・・のかな?
 また、どういう風に見えるのか?もよくわからない。どの行動を選択するかで未来は変わるが、複数同時に見えるだろう未来を、どう見ているのかの具体的な描写がないからだ。

 こうした「一つの特殊能力」に対するルールは、それ故にサスペンスのネタになる。
 物語上で適当に能力を使ってしまうと、万能の力になってしまうからだ。

 この映画では、そのことがすっかり忘れられてしまっている。
 特殊能力のルールは適当で、都合によりどんどん変更される。
 途中からは、最低限守られるべき「2分後の未来が見える」ルールさえ忘れられ、単なる「未来が見える能力」になってしまう。

 起承転結の最低限のルールを守っているおかげで、見られる映画にはなっているが、それ以上の仕上がりではない。
 完成後しばらくお蔵入りしていたというのも納得の映画であるといえよう。

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