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その男ヴァン・ダム
監督:マブルク・エル・メクリ
出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム/フランソワ・ダミアン/ジヌディーヌ・スアレム
2008年/白・ルクセ・仏/96分/☆☆☆☆

批評 ヴァンダムのファン向け!?

 かつて、香港アクション映画の手法をハリウッドに持ち込んだ張本人は、しかし没落の一途をたどった。そして、今・・・
 というメタフィクション映画。

 かつてそのアクションに熱狂した私のような人間からすると、涙が出てくる。
 仕事で回ってくるのは、劇場公開されず、ビデオストレートの作品ばかり。ギャラは低下の一途。

 「俺ももう47歳だ。こんなアクションはもうキツイ」という台詞。
 セガールに仕事を取られた。
 ジョン・ウーは、もう見向きもしてくれない。
 娘に「嫌いじゃないけど、お父さんが TV に映ると学校で笑われる」と裁判で言われてしまう惨状。

 生まれ故郷のベルギーに行くと「ハリウッドで成功した凄い奴」と言われながらも、実際にはこの有様というギャップ。

 悲しい。
 ものすごく悲しい。

 しかし同時に、一部事実だとしか思えない「この悲惨な状況」(ビデオストレートでギャラ下降は完全に実話だろう) は、それであるが故に、笑えてしまう。
 なにせ本人が、くそまじめな顔をしてそれをやっているのだ。
 笑えないはずが無い。

 そう、この映画はそういう不思議な映画なのだ。
 悲しくもおかしく、寂しくも笑えるという。

 けど、ヴァンダムのファンではない人には「何が何やら」なだけかもしれんなぁ。

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