貴殿は
1999年5月2日以来
Counter
人目の挑戦者だ

表  紙

更新履歴

新 日 記

全映画批評

映画批評・壱
2015年版
2014年  2013年
2012年  2011年
2010年  2009年
2008年  2007年
2006年  2005年
2004年  2003年
2002年  2001年
2000年  1999年

映画批評・弐

最低映画への
有罪判決

その小屋
どうだった?

徒 然 草

掲 示 板

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
監督:スチーブン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード/シャイア・ラブーフ/レイ・ウィンストン
2008年/米/124分/戸田奈津子/☆☆☆

批評 同窓会は楽しかったですか!?

 インディ・ジョーンズシリーズ最新作。
 終戦後、赤狩りの中でジョーンズは再び冒険の旅に出るっ!!

 以下、重大なネタばれあり。

 見るつもりの人は、読まないように。

 もう安心だな?

 いきなり結論になってしまうが、最終作にした方が良いと思う。
 あらゆる意味で、この映画は限界だと感じるからだ。

 脚本は昔通り適当だ。
 このゆるさは、きっとインディ・ジョーンズシリーズ共通だ。
 それでも、唐突に「ありがとう」と言いながら皆殺しを仕掛けてくる宇宙人は、どうかと思う。

 CG で絵は派手になったかもしれないが、役者の、体の動きはごまかせない。
 悲しいくらい、ハリソン・フォードが年をとったと思う。

 製作者はそれを察知してか、冒険ものだったインディ・ジョーンズの中で、ホームコメディの要素を入れてきた。
 これはものすごくおもしろい。だが、気がつくとファミリー・コメディになっていたリーサル・ウェポンシーリーズのようで、ちょっと悲しい。

 確かに、「さすがスピルバーグ!」と思わせる、見ていて楽しい部分も多い。
 カーアクションと、これほどまでにゆるゆるとしたスピードで作りながら (間違いなく時速二桁)、それでもこれだけ魅せてしまうというのは、特にだ。
 過去の作品との関連付けも、ファンにはたまらないサービスと言える。

 だがしかし、ものすごく物足りない。
 飛行機が飛び交い、核弾頭が炸裂し、ソ連との冷戦がはじまり、共産主義者だといわれただけで赤狩りの対象になってゆく。そんな時代に神秘は、たぶんない。
 そんな時代に、ジョーンズ教授が鞭を持って暴れる余地は、あまりないのだと思う。

 基本部分でピントがずれている映画。

 残念ながら、そんな言葉が似合ってしまう内容であった。

戻る