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相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン
監督:和泉聖治
出演:水谷豊/寺脇康文/鈴木砂羽
2008年/日/117分/☆☆

批評 脚本崩壊

 発生する連続殺人。
 現場に残されるチェスの棋譜。
 はたして犯人の目的は?

 犯人の言動に一貫性が無いのが、致命的な問題だと思う。

 犯人が力説する犯行動機では、女性議員暗殺 (未遂) がよくわからない。
 また、なぜ"今"なのかもよく分からない。
 犯人の現状を考えると、明らかに遅すぎる。
 女性議員暗殺未遂事件の前後の殺人も、よく分からない。目立っているから殺したのか?けど、そんな目的は動機に含まれていない。
 真実を明らかにしたかった、などという立派な事をいっているが、実際には復讐したかっただけではなかろうか?
 共犯者を爆殺してしまう理由も、それならば説明が出来る。
 それならそうと、立派そうな理由をつけるのではなく、「復讐である」事を徹底するべきだったと思うがな。

 "本当にやりたかったこと"を考えると、こんなに複雑な事をやって、ホンボシを警戒させたりするのは、かなり頭が悪いと思う。
 実際、複雑なことをやっていたが故に警備は厳重になり、あまつさえ狙いの人間が狙いの場所に、狙ったときに出てこなくなる可能性もあったことが、作中で語られている。

 マスコミの変更報道を批判する内容を、テレビ朝日の看板番組劇場版で行ってしまうのは、いかに制作が「東映」だからとは言え驚いた。
 しかし、その内容の狙った所に対して、脚本はあまりにも貧弱だったように思う。

 せめて、これがミステリーではなく、アクション映画だったら許せる部分もあっただろうに。

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