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エラゴン 意思を継ぐ者
監督:シュテフェン・ファンマイアー
出演:エド・スペリーアス/ジェレミー・アイアンズ/シエンナ・ギロリー
2006年/米/104分/戸田奈津子/☆

批評 ただの、駄作だねぇ

 ドラゴンと、ドラゴンライダーが世を治め、美しい世界を保っていたのは昔の話。
 いまや、邪悪なドラゴンライダーによって、世界は悪に支配されていた。
 そこに、一頭のドラゴンと、一人のドラゴンライダーが現れる・・・

 とにかく説明が下手。
 その説明の下手さ加減と、説明と映像が矛盾したことによって発生した致命的な事象が、作品に致命的な打撃を与えている。

 ドラゴンの成長に必要な時間は?どこからどの方向に向けて、何日位移動したの?そこから次の場所まではどのくらいの時間的、物理的距離があるの?その方向は?
 「ロード・オブ・ザ・リング」が素晴らしかったのは、異世界ロードムービーとして、そうした説明を可能な限りさりげなく、しかし丁寧に行ったことにある。

 しかしこの映画は、「ロード・オブ・ザ・リング」の亜流映像を作り上げる事にこそ成功しているが (日進月歩の CG 世界において、時間が立ち、しかも手本がある状況であれば、類似品を作るのは、最初の一本を産む苦労にくらべれば簡単なことなのだが)、そうした説明の上手さ

 結果、人間の歩く速度やドラゴンの飛ぶ速度や馬の走る速度が、どれも極端に変わらないという奇妙な世界が出来上がってしまっている。

 他の映画の模倣をするのであれば、映像ではなく、その演出や脚本こそ模倣するべきだ。
 そのことを痛烈に感じさせてくれる一本であると言えよう。

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