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Uボート 最後の決断
監督:トニー・ジグリオ
出演:ウィリアム・H・メイシー/ティル・シュヴァイガー/スコット・カーン
2003年/米/98分/岡田荘平/☆☆☆☆

批評 貧乏はつらいよ

 第二次大戦中、米軍潜水艦ソード・フィッシュを撃沈し、生存者数名を捕虜としたUボート、U429。
 しかし、救出した米軍兵の中に伝染病患者がいたこと、そして補給線との会合に失敗したことが事態を最悪に導く。
 次々に倒れる船員の穴を埋めるべく、米兵の手を借りざるを得ないU429乗組員。

 迫り来る米駆逐艦と、独軍潜水艦。

 追いつめられた艦の中で、兵士は人間として、下す「最後の決断」とは!?


 冷静に考えると無理を感じる部分もある脚本を、展開の早さと優れた演出でそうとは感じさせない見事な仕上がり。

 全体の流れも、やや無理のある部分はあるし、今ひとつ綺麗に伏線を処理し切れていない部分もあるが、脚本と演出の勢いは、少なくとも見ている間にそれを感じさせることはない。
 このあたり、地味だが実力派でそろえた役者陣も良かったようにおもう。

 最後がやや歯切れが悪いのは欠点だが、十分に妥協できる範囲だ。
 状況からして完全なるハッピーエンドがあり得ない展開では、あれも一つの選択だろう。個人的にはもうちょっと毒気があっても良かったように感じのは確かだが。

 全体を通してみても、非常に面白い映画に愛あがっていると思う。


 だがしかし、予算がなかったのは隠しきれなかった。

 「炎の戦場 エル・アラメイン」もそうだったが、出来の良い戦争映画が、予算の前に今ひとつに仕上がっているのを見るのはとても悲しい物だ。
 悪い映画じゃないんだが。

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