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監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ホアキン・フェニックス/エイドリアン・ブロディ/シガニー・ウィーバー
2004年/米/108分/松浦美奈/☆

批評 ネタばれがあるため、未見の方は読まないことを推奨

 これまでも、使い古されたネタを高級っぽく作り直す方法でのし上がってきたシャマランだが、この映画ではその方法論が限界にきている事を証明してしまっている。


 19世紀末の亜米利加。
 森に囲まれた平和なその村は、“森に住む者”との奇妙な掟によって支配されていた。


 ゴシックホラーのように始まり、そう宣伝されているが実はただの恋愛映画。
 シャマランが乱用する大どんでん返しも、今回は、これまでに比べると比較的あっけなく明かされる。
 そのオチも、盗作疑惑もあがっている様だが、使い古されすぎてて盗作もなにもあったもんじゃない代物。

 小説ではもちろんだが、最近の映画では「マトリックス」でも世界設定として同種の状況を使っていた。

 というよりも、“世界は神によってつくられた”というキリスト教徒にとってなにか目新しさはあるのか?という代物。

 森に囲われた平和な世界という意味では、この村はエデンだし、アメリカ映画に聖書の影響を感じるのは難しくない。
 にもかかわらず、中世アメリカであればかならすあるはずの教会が無いのは、世界設定上(そしてオチのために)は当然だが映像的には違和感にしかなっていない。
 「神に祈れ」という台詞が幾度も出てくるしな。


 全体の展開や映像も突込みどころ満載で、「シックスセンス」から「サイン」までの作品にあった「なんとかごまかしてやろう」とか「力づくでも!」という感覚が薄れて、ただ普通につまらない映画になってしまっていると思う。

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