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監督:ブラッチャヤー・ピンゲーオ
出演:トニー・ジャー/ペットターイ・ウォンカムラオ/プマワーリー・ヨートガモン
2003年/108分/風間綾平/☆☆☆☆☆

批評 次世代アクション俳優トニー・ジャー、ここに現る!!

 村を守る石仏、オンパクの頭部が、村を出ていった若者に盗まれた。
 最強のムエタイ使いティンが、オンパクの頭部を取り戻すべく旅に出る!

 という物語はどうでも良く、主人公を演じるトニー・ジャーが全編に渡ってアクションを見せる、ただそれだけの映画。
 そのアクションが尋常じゃない!!


 技そのものはムエタイだが、そこから繰り出されるアクションをマルチカムで撮るのはもちろん、可能な限りワンカットで見せてくれる。
 おかげで、その技の速さと、連続技が生み出す迫力を遺憾なく堪能できる!!

 ノリノリの観客に追い討ちをかけるのが、大技が決まると、繰り返しスローモーションで見せてくれる親切さ。スクリーンの向こうから、誤魔化す気などサラサラ無い!!という声が聞こえてくる事間違い無し。
 ハリウッドアクション、なんぼのもんじゃい!!

 前半の見せ場である、街中の追いかけっこにせよ、中盤のトゥクトゥク (東南アジア各国で見る事が出来る三輪タクシー) チェイスにせよ、最期の大乱闘にせよ、個々のシーンは香港 (や、一部ハリウッド) 映画で見たことがあるものだが、それを、これだけの長さのカットで一気
 格闘戦シーンも、ムエタイの関節打撃 (ムエタイは、本来が殺人技のため、肘、膝、肩等の関節を用いた打撃が、普通に、技として存在する。余談だが、総合格闘ではルール上禁止されているため、ムエタイの選手はその本来の主力技無しで戦わされる) をたっぷりと見せてくれる  望遠レンズとカメラワークのごまかしを使っていないヒッティングの迫力は、最終決戦で、立ち上がり際の主人公の顔面にローキックが直撃するシーンでみごとに炸裂!!
 正気を疑う大迫力とはこのことだ!!


 おそらく、映画としての完成度に問題があると言う人も居るだろう。
 だが、そんな事、知ったことか!!

 猛烈に面白いじゃないか!!
 猛烈に燃えるじゃないか!!

 それで、十分だろう!?

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