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監督:土井裕泰
出演:竹内結子/中村獅童/武井証
2004年/日/118分/☆☆☆☆

批評 竹内結子のための映画

 「黄泉がえり」「天国の本屋」に続いて、またしても復活死者 (「天国の本屋」は、復活するわけではないが) を演じる竹内結子のための映画。

 後天的に精神病を抱えた、朴訥で不器用な男を演じる中村獅童と言い、担当医の小日向文世、同僚の市川美日子など、固められる部分は固めたのが良かったのか、妙に善人ばかりが出てくるが、見ている間はそれを意識させない様になっているのは面白くもあり、好感が持てる。

 脚本も、比較的スタンダードな構成で終盤まで持ってきて、最後に、長い長いエピローグを入れているという、ややバランスの悪い仕上がりだが、この長い長いエピローグが、一番最後に、長いことに意味がある事が分かるようになっているので、見終わった後は、見ているときほ
 この作品で引っ掛かりを感じたのは、クライマックスでの撮影。
 死者が生き返るというファンタスティックな物語を、可能な限りリアリズムを重視した映像で撮ったこの映画、
 死者がついに帰らねばならないというシーン。

 新緑の、むせぶような緑にたたずむ美しき廃墟。
 その中で、純白の服にその身を包んだヒロインに、日の光が差し込むという、美しいシーン。


 これまでリアリズム重視で撮影したのは完全に失敗。


 こういうシーンこそ、それまでのリアリズムから剥離した、ファンタスティックな映像で。ベタでも良いから露出過多の幻想的な映像で撮れば良いのに!

 ん〜、ここさえ違えば今年の2004年の年間ベストにさえ入れる映画になったのに。

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