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徒 然 草

掲 示 板

反落ち
監督:佐々部清
出演:寺尾聡/柴田恭兵/原田美枝子
2004年/日/102分/☆☆☆☆

批評 視点固定推奨

 アルツハイマーの妻を殺したと自首した警察官。
 妻殺しは認めたものの、妻を殺してから自首するまでの2日間に関して、彼は頑なに証言を拒んだ。
 2日間。なにがあったのか...


 警察が追っていた“連続暴行犯”、検察官が“飛ばされた”とか、新聞記者が“不倫してるらしい”等、存在理由がちょっと分からない (というより、もっと突っ込んで画いてほしい) 部分があるのがまず一つ。


 最大の問題点は、視点が固定されていない事。

 容疑者は、警察に逮捕され調書を取られ検察に送られ起訴され裁判になる。

 その経過にしたがって、主人公が代わる。
 主人公は容疑者ではなく、容疑者に対する人間だからだ。
 章ごとに途切れる小説であるなら事件に対する立体感を生み出す方法になりうるが、切れ目を作り難い (「呪怨」のように、強制的に切る方法はもちろんある) 映画において、こうした視点変化は、落ち着きの無い印象を与えてしまうように思う。

 決して悪い出来であるとは思わないが、もっと面白くなっただろうに、と思わせる残念な出来でもあった。

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