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天国の本屋・恋火
監督:篠原哲雄
出演:竹内結子/玉山鉄二/香里奈
2004年/日/111分/☆☆☆

批評 判断に困る微妙な仕上がり

 職を失ったピアニストは、酔っ払って目が覚めると天国にいた。
 人手不足で短期アルバイトとして召集された彼は、そこで、自らがピアニストになるきっかけとなった女性ピアニストと出会う。
 これが[天国篇]。

 女性ピアニストがピアノを失う事となる花火事故を起こした、元恋人にして現在なにをやってるんだかよく分からない(元?)天才花火職人と、その男を担ぎ出して花火大会を成功させようと青年会の女性役員が走り回る。
 これが[現世篇]。

 一言で言えば統一性が無い。
 あらゆる意味で統一性が無い。

 ノスタルジックな美術で天国を作り、リアリスティックな描写で現世を画こうという基本方針はわかるが、それが徹底されていない。
 カメラワークも脚本も、そのあたりもっと徹底してやらないとただチグハグな印象を与えるだけだと思う。

 物語の途中で挿入されるサブエピソードも、実に中途半端。
 ただ時間を長くするためにいれたのか、それとも原作が短編で存在しているのかわからんが、完全に本筋と剥離しているのが痛々しい。

 天国篇、現世篇でヒロインを演じている竹内結子とやらに人気があるのか無いのか知らぬが、つまりこの役者を見せるための映画なのか?
 非常に判断に困る映画であった。

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