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監督:ザック・スナイダー
出演:サラ・ポーリー/ヴィング・レイムス/ジェイク・ウェーバー
2004年/米/98分/岡田壮平/☆☆☆☆

批評 燃え上がれ B 級魂!!

 ゾンビに追われてショッピングモールに逃げ込むという基本構成は同じだが、他はすべて違うと言って差し支えない。

 物語的な違いは、ショッピングモールを通して語られた、大量消費社会への社会批判精神がなりを潜め、すばやいカット割や、音響を使った娯楽性重視のホラー映画になったこと。
 もう一つは、ショッピングモールに立てこもった人数を増やし、群像劇としての厚みを持たせたこと。
 群像劇としての厚みは、前作以上に生、性、死、愛といった人間の姿を浮き上がらせる事にもつながっている。

 ビジュアル的には、カニバリズムが事実上行われていない (噛み付くだけ) ので、スプラッタ度が下がっていること。
 それと、物語的に娯楽性を追及した事もあってか、ゾンビの動きがとにかく速く、ゾンビを演じている役者は全速力で走ってそうだとう事。
 これにより、アクションシーンに、オリジナルには無かった種類の緊迫感が生まれた。


 精神的な恐怖、メッセージ性、テーマといった面では前作に軍配を上げるが、映画としての完成度や娯楽性では、圧倒的にこちらのほうが上。
 ゾンビ映画にただようどうしようもない B 級さかげん (ユニバーサルも、これを認めるとは豪気だと心底思う) を含め、楽しめる映画であった。

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