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キング・アーサー
監督:アントワン・フークワ
出演:クライヴ・オーウェン/キーラ・ナイトレイ/ヨアン・グリフィズ
2004年/126分/戸田奈津子/☆☆

批評 やりたいことが見えない

 アーサー王伝承につき物のファンタジー色を全面排除し、土臭く汗臭く物語を作り上げ、支配された人々の、絶望的な状況で、それ故に、その中から生まれる“キングアーサー”を描こうとする視点や試みは非常に面白い。

 だが、それらはまるで成功していない。

 人々の苦悩は、工夫のかけらも無い映像で延々と語られ、その台詞もあまり出来が良いとは思えない。
 最近では、「トロイ」も台詞の空虚さが目立ったが、それでもスター俳優を使う事で映画そのものの魅力を生み出すことに成功していた。

 だがこの映画では、渋い役者で固めすぎたためなのか、アーサーとランスロットとグウィネビア以外の全てが“その他、大勢”(円卓の騎士やマリーンも含めて) という構成そのものに問題があったのか、そうした魅力も無い。

 大規模なオープンセットを作っているわりに、それを活かしたシーンもやたらと少ない。
 その上、映像は前後で矛盾しまくる。

 所々、面白い映像が所々にあるから“記憶に残らぬ映画”になっているが、無ければ“大駄作として記憶に残った”だろう。

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