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リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
監督:スティーブン・ノリントン
出演:ショーン・コネリー/ナサーラジャン・シャー/ペータ・ウィルソン
2003年/米/110分/林完治/☆☆☆☆

批評 遊び心満点!

 超有名小説の登場人物7人が終結し、世界を揺るがす悪と戦う!

 あまり共通性の見られない小説の主人公を一堂に会させ、かなり都合よくキャラクタ造型を変更した脅威のごった煮娯楽映画。


 気になったのは二箇所。
 各キャラクタと原作のギャップが大きいこと。
 トム・ソーヤやネモ船長、ジキル&ハイドなどはむしろ超人ハルクと呼んだ方が良いようなキャラになってるし、ミナ・ハーカーはブラム・ストーカー版(原作小説)というよりは、ハマーヒルム版 (クリストファー・リー出演で著名な映画版)。透明人間も、泥棒紳士というよりは卑
 もう一つは、最初の気になった点と関連してなんだが、原作と映画を繋ぐエピソードがない。
 ミナ・ハーカーとドリアン・グレイはいつ知り合ったの!?とか、トム・ソーヤがどう成長すれば諜報員になるの!?と言った部分。


 それでも、きちんと楽しめる作りに仕上がってるのは素晴らしい。
 メンバーが揃ってからの、銃撃戦、ちゃんばら、カーチェイスなどの派手な見せ場が連発!ビクトリア調の美術の中で繰り広げられるそれらの活劇は、実に画的な面白さにあふれている。

 物語的にも、斬新さはないは小技の聞いた遊びで十分に楽しませてくれる。
 仮面画を付けてマントを翻し“ファントム”を名乗った男 (これはもう「オペラ座の怪人」ですな) が、組織的にハイテクを駆使した犯罪を実行。というのに違和感を覚えていると、実は「XxXXxX・XXXX」のXxXXX=XXXXXx (これはもう見てくれ) だったりして大納得できたりするの  こういう洒落っ気は日本人には無いですな。

 ぶっ飛んだ設定に、大味の展開、そして小技の聞いた脚本。これはもう、ぶっ飛んだ物語をぶっ飛んだままに楽しめないと面白くない映画なんだろう。
 個人的には、タイトルもぶっ飛んだ大時代的なままに付ければもっと面白かっただろうに。
 そうだな、「史上最強の同盟」ってどう?


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