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さよならクロ
監督:松岡錠司
出演:妻夫木聡/伊藤歩/新井浩文
2003年/日/109分/☆☆☆☆

批評 もったいない

 10年間に渡って高校で飼われていた犬 −クロの実話を元に、学校に住み着くようになるまでと、その死の間際の二つの時代を描いた映画。

 なんだが、映画の中心は主人公のクラスメートの少女をめぐる三角関係。
 犬を擬人化させなかった演出は見事だし、各役者の演技も悪くない。

 問題は、最初と最後はたしかに犬に絡んでいるんだが、中盤の三角関係を主眼に置いた部分では、「んで、犬の話は?」という気分になる。
 それくらい物語の中にクロが存在しない。

 なのに、最初の三角関係と後半の物語を結び付けているのはクロの物語。
 こうなると、古風な恋愛物語をやりたがったがためにクロの物語を利用したように見えてしまう。

 全体の出来が悪くないだけに、クロの物語と他の物語を同一化させられなかったものだろうか?と思ってしまう。

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