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ギャング・オブ・ニューヨーク
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ/キャメロン・ディアス/ダニエル・デイ=ルイス
2002年/米/分/戸田奈津子/☆☆☆

批評 時代“は”再現された映画

 新たに入植してきたアイルランド系の移民と建国移民の子孫の対立を軸にしているのだが、物語がそれ以上に絞られていない。
 本当の意味での“ネイティブ”が存在しない呪われたアメリカという国の歴史、南北戦争の裏で起きた血生臭い抗争、本当の父親を殺された復讐、復讐するべき相手に、義理の父としての感情を描いた男の葛藤、ラブストーリー。

 こうした多くのテーマを2時間40分に入れるには、あまりにも無理があった。
 「タイタニック」や「シュリ」のように、主軸の物語の中に織り交ぜて複数のテーマを入れれば良かったのだろうが、それも出来ていない。

 その変わりなのか何なのか、物語はどうしようもなく薄っぺらだが、時代を再現した画の迫力は凄まじい。


 監督は、時代を再現することを主軸として、やりたいことが多すぎたのではなかろうか?
 あるいは、物語を支える「手段」として再現したはずの時代が、いつのまにか「目的」にすり替わってしまったのではなかろうか?

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