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監督:ランダル・ウォレス
出演:メル・ギブソン/マデリーン・ストゥ/グレッグ・ギニア
2002年/米/138分/岡田壮平/☆☆☆☆

批評 米もベトナムをこう画けるようになったか

 映画の特徴としては、最前線の兵士の状況と平行して (時間的には、まったく平行になっていないが)、本国で無事の帰還を待つ家族の、妻の姿を描いている点にあると思う。
 また、おそらく米ベトナム戦争映画としては始めて、誤爆による被害を正面から描いている点や、戦略・作戦指揮官がいかに馬鹿だったかを描いた点は高く評価すべきだろう。

 とは言うものの、特に家族の描写は映画にとってマイナスにもなっている。
 家族描写に力を注ぎすぎて、幾度も台詞に出てくる「戦友のために闘う」という台詞が生きていないのだ。
 家族描写が多すぎて、どうしても「家族のために」闘っているように見えてしまう。
 特に家族の描写とオーバーラップさせて、戦死者が

 「Tell me wife , I love you」

 などと言う様など、この真骨頂。
 このあたりは「ブラックホーク・ダウン」のように、まさに戦友の為の行動が泥縄に被害を拡大させてゆくという描写を入れた方が良かった様に思う。

 あと、これ見よがしにベトナム人の描写を入れるのはやめた方が良かったのではなかろうか?
 相手も人間だった、という意味合いを持たせたかったのかもしれないが、米軍を持ち上げる為にやっているとしか思えない。

 全体を見れば、ようやく米もベトナム戦争をこう言う風に見られるようになったのかという点に☆。
 役者。特にヘリ部隊がいぶし銀で☆。
 映画の出来としては、決して良いとは思わないね。

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