貴殿は
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監督:ロブ・シッチ
出演:サム・ニール/ケヴィン・ハリントン/トム・ロング
2000年/濠/102分/林完司/☆☆☆☆☆

批評 田舎と羊と月面着陸

 人類初の月面有人着陸と、それに続く月面歩行。
 それを地球で受信したのは、オーストラリアの田舎。羊ばかりがいるような街の、巨大なパラボラアンテナだった。

 実話をベースに、映画的に手を加えた脚本の上手さがまず光っている。
 あと、映画の本当の主人公とも言うべきパラボラアンテナ (本来は電波望遠鏡) に、本物を使えたのも良かった。

 実際問題として、どんなにトラブルが発生しても月面歩行の中継は成功したのだ。
 それは月面歩行が生中継された事 (私は生まれてさえいなかったので、実際に見ていた分けではないが) からも明白だろう。
 脚本はこの欠陥を生めるべく、そこに人間ドラマを盛り込んだ。
 トラブルの中で生まれるお互いへの信頼であるとか、アンテナを巡る街の人々の動きとか。特にパラボラアンテナの所長 (日本だと台長という呼び名になるんだと思うんだが、ここでは字幕にあわせる) と NASA の技術者がパラボラの上で語るシーンなど涙するほどすばらしいシー
 派手ではないが、良い映画。
 私はこういう映画が大好きだ。こういう映画ばかりだと飽きるだろうがな。


 ところで、ある調査によるとアポロ11号の月面着陸は特撮だと思っている人がかなりの数いるとか。
 んなわけないんだけどね。
 真空中でなければありえない画がある (当時の特撮では絶対に作れない) んだから。設置された鏡だってレーザー反射してるし。

 この映画みたいな話だって、ある。

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