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ロード・トゥ・パーディション
監督:サム・メンデス
出演:トム・ハンクス/ポール・ニューマン/ジュード・ロウ
2002年/米/119分/戸田奈津子/☆☆☆☆

批評 子連れ狼 + 香港仁侠映画 = ロード・トゥ・パーディション

 ボスを父と仰ぐ組織の人間(殺し屋?)、ボスの息子に理不尽にも妻子を殺され、生き残った息子と共に復讐街道まっしぐらする話。

 ここでは三つの親子関係が描かれる。
 闇の世界に生きながら、息子にはそうなってほしくないと願っている親。
 親としての情から、駄目人間な息子に何の手を打つ事も出来ない親。
 その親同士が、義理の父、義理の息子と言う絆で結ばれている。

 この三つの親子関係に、親子ギャング映画のパターンである跡目相続と親子の情を絡ませた、非常に贅沢な内容。

 途中でアル・カポネの力を借りる、という台詞があり、実際にカポネの力を借りているにもかかわらず、カポネが登場することはおろか、説明も一切ない。そもそもいつのまにカポネと話を付けたのか分からないのが、ちょっと不親切だが他は非常に良く出来ている。

 前半でおきる悲劇に対して、直接的な暴力描写をほとんど排除し、中盤での犯罪劇をライトに描いた為、トンプソンを片手に復讐を遂げる最後のシーンと、その結末を際立たせることに成功している。
 ひさしぶりの秀作ギャング映画であった。

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