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監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・クルーズ/コリン・ファレル/マクス・フォン・シドー
2002年/米/145分/戸田奈津子/☆☆

批評 あぁあ、やっちゃった

 スティーブン・スピルバーグのやっちゃった B 級 SF 映画。
 未来視によって殺意人を予測し、犯行前に殺人犯を捕らえることが可能になった近未来、殺人犯を追う者に、殺人犯の罪が化せられる。
 かつての同僚に捕らえられることなく、自らに課せられた“殺人犯”の疑いを晴らすことが出来るのか?

 「やっちゃった」としか言いようが無い。ここ数作品やっちゃったが続いているスピルバーグの、究極の“やっちゃった”である。
 中身の B 級っぽさの割に、アクションシーンにノリも勢いも無い。

 ビジュアルにすると無理のありすぎる未来観はもはや失笑ものだと言えよう。
 個人認証システムもいいかげんだよな〜。ただ網膜識別システムを使うだけ。犯罪者が網膜のすり替えを行っているという現状にもかかわらず、バイタルサインの確認とか人相判別システムの併用がない。
 広告システムも、公共の場所であれをやったら大変なことになるだろう。だって歩いてるの一人じゃないもの。
 他にも未来のガジェットは笑えて仕方ないものばかり。あれのどこがリアリズムを追求したのか!!

 プライバシーが事実上消滅し、管理統制された暗黒の未来の割にそこらじゅうに希望が溢れているのも気になる。
 同じ原作者による名作、「ブレイドランナー」では、主人公は暗黒の未来から逃走する。それくらいのインパクトがこの映画に欲しかった。
 同じ結末でも、物語を刈り込んで30分は短くして欲しい。ついでに後半は、同じ結末でも別の過程を作ってもらいたい。
 ダラダラと説明しなくても良いよ!!途中で十分分かるよ!!

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