貴殿は
1999年5月2日以来
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キューティ・ブロンド
監督:ロバート・ルケティック
出演:リーズ・ウィザースプーン/ルーク・ウィルソン/セルマ・ブレア
2001年/米/戸田奈津子/96分/☆☆☆☆

批評 反逆戦闘映画

 ファッション雑誌をバイブルとして生きるブロンドヘアの美人という理由で頭悪そうと決め付けられてきた女性が、フられた男を取り戻すべく猛勉強して弁護士になる話し。

 極めて単純なサクセスストーリーではあるが、その中に秘められている「外見で人を判断するな」と、「努力すればきっと報われる」という、二つの単純だが普遍的なテーマを描くことに成功しているのが良い。
 そしてなにより、偏見の塊であるエリート連中に対する戦いの物語になっているのが最高だ。

 外見にしても、ほとんどの映画では“外見はパッとしないが、実は”という視点で作られているのと反対に、外見はモデルのように華やかで、華やかであるが故に差別されていると言うのがヒネリが効いている。
 一歩間違えると、完全な優等生になってイヤな奴になってしまうところを、あくまでも彼女が自分の本来の姿 = モデルのような外見と維持することを忘れずにコミカルに処理することに成功しているのも、見ていて単純に面白い理由だろう。
 もちろん、それを活かした脚本の妙技もあるのだろうが。

 ラストの法廷シーンが今一つ盛り上がりに欠けるが、彼女の成長ドラマだと割り切ってみる分には十分面白い。良作である。

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