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フロム・ヘル
監督:ジューズ・ブラザーズ
出演:ジョニー・デップ/ヘザー・グラハム/イアン・ホルム
2001年/米国/124分/石田泰子/☆☆☆

批評 もうどうでも良いや

 19世紀末。次々に娼婦を殺した切り裂きジャックの事件を映画化。

 切り裂きジャックそのものが、かなりの側面からバラバラにされているというのが、この映画最大の欠点。
 ある程度の時代考証 (これがどのくらい正確なのかは分からんが) と、物語のリアリティを持たせると、今更驚くべき新事実というのはなさそうだし (たしかに想像を絶する物語がないとは言わんが) 結論もそれなりの部分に着地することになる。
 物語が犯人当て、というミステリーの王道の側面を持っている以上、これはかなりのハンデと言える。
 だって、この作り方だったら、事件を知る人間だったらそのキャラが出てきた瞬間に犯人が分かる。
 その割に頑張ってはいるが。

 物語的にはともかく、画の完成度は非常に高い。
 特に、薄暗い娼婦街の黒の取り方は絶妙だ。そして、その狭い路地を動き回るカメラ!
 冒頭のステディカム多様は鬱陶しかったが、他の部分は非常に良い。こういうカメラワークは邦画にぜひ見習って欲しい。

 なお、一番最後に某有名人 (実際の事件で) が死んだときは心底驚いた。殺しちまうか、おい。事件についてある程度知っている人間だと、あのラストは絶対に想像できないと思うぞ。だってだいぶん後まで生きてる人じゃん!!

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