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エネミー・ライン
監督:ジョン・ムーア
出演:オーソン・ウィルソン/ジーン・ハックマン
2001年/米/106分/林完治/☆

批評 米国正義万歳主義的駄作

 セルビア人勢力の状況からすると、一応は仮想世界だ。あるいは近未来という設定なのかも知れん。

 偵察飛行中にミサイルに追い回され、停戦協定線を越えて敵地に墜落した偵察機のパイロットを助ける話。
 撃墜された偵察機のパイロットは、ただひたすら山を越え野を越え街を越えて中立区域に向かって走る。敵を倒すのではなく、敵から逃げる。
 後方から助ける術をもたずに、時に軍令部の命令に反抗しつつ、それでもなんとか救出活動を続行する作戦指揮官
 この二人が物語を引っ張る。

 とにかく矛盾ばかりでお話にならない。
 墜落地点は敵地のど真ん中のはずなのに、最期に救出されるシーンは撃墜された場所からそう離れていない場所だし (射出座席の落下地点とパイロットの降下地点のずれを考慮しても、そうでなければおかしい。作戦室でもとの場所に戻りつつある、という台詞があるから)。荒廃し  この映画は全編そんなんばっかりだ。

 空戦シーンも、むやみやたらとカット割を早くした結果なにを撮っているんだかさえよく分からなくなっている。カット割を早くすればカッコ良く見えるとでも思っているのだろうか?
 なんか勘違いしているとしか思えない。

 一番酷いのは、善悪の付け方だろう。
 独善的でいかにもアメリカだ。

 とは言え見所は一個所だけある。
 冒頭、カタパルトでラグビーボールを射出するシーン。なるほど、こういう使い方があるのか!!
 ところであのカタパルト、一発打つのにもけっこうな金額がかかったはずなんだが、それは私の感違いか?

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