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修羅雪姫
監督:佐藤信介
出演:伊藤英明/釈由美子/佐野史郎/嶋田久作
2001年/日本/92分/☆☆☆

批評 ドニー・イェン

 この圧倒的な殺陣!!これが邦画で見られただけですべてを許せるというもの。
 父と母の仇を討つべく、かつての仲間を敵に回して奮戦する雪。
 一個の暗殺マシーンとして育てられた彼女は、その世界を抜け出し、温かい、人との触れ合いを始めて知った。それでも彼女は戦うしかなかった...

 あくまでも“アイドル”釈由美子の映画として見た場合、これほどストイックな内容のアイドル映画はいまだかつて無かっただろう。

 釈由美子が無表情に、鋭い目線を効かせて日本刀を振るうアクションシーンは、アクション監督ドニー・イェンのテンション。
 問題は、この映画はすべてがこのドニー・イェンの手によるアクションシーンで終わってしまっていることだろう。

 なにぶん物語には問題がありすぎる。
 雪が心を許した男が背景に抱える物語と、雪の復讐の物語がまったく交差しないのだ。
 なぜ故交差しないのか、はっきり言って不思議なほどに交差しない。
 微妙に交差している部分というのもあるのだが、そのタイミングが最悪。なぜ故このようなところで!?と頭の中で疑問符が飛び交うこと必至だろう。

 なのでこの映画は、あくまでもドニー・イェンの撮影したアクションシーン。それしかない。
 そこでこう思えば良いのだ。

 「あぁ。ワイヤーワークを使うと、日本人でも飛べるんだ」と。

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