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アミテージ デュアルマトリックス
(ARMITAGE DUAL-MATRIX)
監督:秋山勝仁
出演:袖木涼香/花田光/今井由香
2001年/日本/90分/☆☆

批評 ただの駄作

 アクションアニメなのか、それとも親子愛を唄いたかったのか。そもそもそれが謎だ。
 アクションアニメとしては画の迫力が足りず、親子愛を唄ったにしては人間の心理描写がたりない。ようするに中途半端なのだ。
 この作品で、キャラクタと世界観の説明が欠落しているのはように見えるが、おそらく私が前作を見ていないからなのだろう。だからその点に関しては無視する。

 それにしても、世界観の広がりのなさはいったいなんなんだろう?
 話は火星と地球で繰り広げられるが、この二つの世界のビジュアルイメージ同じ物で、移動しても移動した、というビジュアルインパクトがない。
 これは、思わせぶりな台詞を吐いて火星から地球にワンカットで移動するヒロインの行動と世界表現のヘタさを現している。
 また、途中で巻き込まれるジャンク屋 (なのかなんなのか知らんが) の男も、明示的に人間かどうかを示すべきキャラクタであろうにそれが間接的にしか語られない。
 全編通してそうした説明不足の連続。

 しかもビジュアル的に一番笑えるのは最期のアクションシーン。
 起動エレベーターの描写がかなりおかしい。開放型傾斜エレベーター (密閉された箱型ではない床が、そのまま斜めに上昇するタイプ) で繰り広げられるのだが、その角度がかなりなだらか。それだけならまだしも、眼下に雲が見える。
 眼下に雲が見えるような場所で、野外で殴り合いをしている生身の人間というのもかなりおかしいが、傾斜角45度以下 (にしか見えない) のエレベーターでその高さまで上昇してきているってのは、基部の直径はいったい何キロあるんでしょうか?
 SF 色を全面にだすなら、そういう部分まで作り込まなきゃ。監督も SF 作品であることを力説していたんだから。分かった、演出的に傾斜エレベーターが欲しかったのは分かる。ならせめて野外で戦闘するくらいはやめてほしかった。

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