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監督:ドミニク・セナ
出演:ジョン・トラボルタ/ヒュー・ジャックマン/ハル・ベリー
2001年/米国/99分/林完治/☆☆☆☆

批評 馬鹿アクション映画は派手なら良し!?

 今年は馬鹿アクション映画の当たり年だな。来年からはこういう馬鹿映画も少なくなりそうでちと悲しいが。
 「ダイハード」「スピード」「マトリックス」「DENGEKI/電撃」を生み出したジョエル・シルバー製作のアクション映画。
 監督は「60セカンズ」で製作のジェリー・ブラッカイマー色を押し付けられたっぽいドミニク・セナ。
 ぶっちゃけた話、セナはシルバーと組んだ方が正解。シルバーは、ブラッカイマーと違って思想なく、ただ豪快な映画を作るからな。


 「ハリウッドアクション映画は、リアリティーに欠ける。“狼たちの午後”はすばらしかった、だがパーフェクトではない」
 銀行強盗実行中という、いきなり「狼たちの午後」と同じシチュエーションで始まる作品は、勢いに任せてど派手な爆破シーンまで一気に持って行く。
 十字路での爆発シーンをバレットタイム撮影で約30秒にまで伸ばし見せ付ける。
 このバレットタイム撮影は素晴らしい。車の中をくぐり、コーヒーショップの中をくぐる様は見るものの度肝を抜く。
 まさにジョエル・シルバーの映画だ。

 物語はここからカットバックで一気に時間を溯り、そこに至るまでの経緯を説明する。
 ただ、物語について深く考えてはいけない。どう考えても展開がおかしい部分は多いし、無理矢理繋げてある部分も少なくない。
 言えることは、ただ画を楽しむというハリウッドアクションの王道的作り方なのだから、それに従ってみるのが正しいのだということだけだろう。

 あ、この間に考えてしまうと最期の「だまされた」という台詞にパニックに陥ることになる。いったいどこにどう騙されていたのか理解できないのだ。
 むしろ「なぜ気づかない?」というマトリックスのキャッチコピーが頭を過ぎるぞ。
 このあたりの大味さかげんも、またジョエル・シルバーの味で良し。

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