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監督:竹中直人
出演:竹中直人/天海祐希
2000年/日本/104分/☆☆☆☆

批評 強力すぎるキャラクタの悲劇

 竹中直人監督作品第三弾。
 夫婦喧嘩と家族崩壊。そして親子の絆を、竹中直人らしい演出で描く。

 夫婦崩壊とそれに巻き込まれる子供。
 夫婦崩壊の原因は母親の不倫。しかも相手は妻子持ちだなんて、どう考えても明るい要素はない。
 しかしそれを、“映画監督”竹中直人デビュー作「無能の人」でもそうであったように、かなりブラックとは言え、笑いと共に画く竹中直人の手腕はさすがだ。

 竹中直人と天海祐希が夫婦という時点でそうとう面白いし、そこで展開されるエゴむき出しの喧嘩は、ものすごい迫力。二人とも、特に天海祐希はそういう喧嘩をやりそうにないことが、それに拍車をかけている。

 しかし、迫力があれば良いと言う物ではないし、意外性があれば良いというものでもない。
 実際問題として映画が描こうとしていた、夫婦の離婚と家庭の崩壊、親子の絆と言った要素は、あまりにも強烈すぎる二人の個性の前に霞んでしまったのは残念なことである。

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