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監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ショーン・コネリー/ロブ・ブラウン/F・マーリー・エイブラハム/アンナ・パキン
2000年/米国/136分/☆☆☆☆

批評 惜しい...

 バスケと文章を書くことが趣味の黒人青年 (ロブ・ブラウン) が偶然、デビュー作でピューリツァー賞を受賞し、そのまま姿を消した伝説の大作家 (ショーン・コネエリー) と知り合う。
 青年の才能に偏見を持つ学校の教師との確執、白人の少女との恋愛、友情...
 開けた人生を、これから歩もうとする青年と、人生を閉じかけていた文豪の、知識と熱意、経験と情熱。お互いの必要とするものを交換しながら育まれる二人の男の友情物語。

 見ていて驚く豪華キャスト。
 いわずもがななショーン・コネリー。学校教師役に F・マーリー・エイブラムス (「アマデウス」)。恋愛相手となる少女にアンナ・パキン (「ピアノ・レッスン」) 。あ、ちょろっとだけマット・デイモン(「グッドウィル・ハンティング」)も出てます。
 演技初体験らしいロブ・ブラウンも、この豪華キャストの中で見事な演技を見せています。今後に期待。
 演技面ではほぼ完璧。脚本も完成度は高い。

 構成としては「グッドウィル・ハンティング」に似ているが、あちらの二人は“悲しみを乗り越えて”という面が強かったが、こちらでは“希望を持って前を向く”というエネルギーを持っている。それだけでは安直な自分探しの物語になってしまったであろうが、青年の学校での
 全体の講師として不満なのは一箇所。
 ショーン・コネリーの“名著”の内容が一回も出てこないのだ。
 対となるロブ・ブラウンの文章が、最後の最後で紹介されるのに、これはあまりにも不自然だ。
 ロブ・ブラウンの文章が徐々に良くなって行く、という背景にコネリーの文章を重ね合わせれば非凡なる文才が明確化されて良かったのではなかろうか?

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