貴殿は
1999年5月2日以来
Counter
人目の挑戦者だ

表  紙

更新履歴

新 日 記

全映画批評

映画批評・壱
2015年版
2014年  2013年
2012年  2011年
2010年  2009年
2008年  2007年
2006年  2005年
2004年  2003年
2002年  2001年
2000年  1999年

映画批評・弐

最低映画への
有罪判決

その小屋
どうだった?

徒 然 草

掲 示 板

スターリングラード
監督:ジャン・ジャック・アノー
出演:ジュード・ロウ/ジョセフ・ファインズ/エド・ハリス
2001年/米国・独・英国・愛蘭/132分/☆☆☆

批評 惜しい!

 第二次大戦でのヨーロッパで、ナチスドイツの命運を分け、歴史の節目となったスターリングラードでの激烈な戦闘。
 そこでソ連軍を支えた一人の天才スナイパー、ヴァシリ・ザイツェフ(ジュード・ロウ)の半生を描く。

 戦闘の持つ歴史的な意義を描くことを放棄し、ザイツェフの恋愛物語に終始。戦場の恋物語になってしまった。
 結果どういうことが起きたかというと、ザイツェフがスターリングラード戦でどういう働きをしたのかが分からない。
 戦意を高めるために作られた英雄、という看板を背負っているのは分かるが、それと現実のギャップがどれくらいあったのかが描かれていないので。結果、彼が感じていた作られた姿と自分自身のギャップがどの程度なのか分からない。
 さらに、彼を中心にすべてを作ってしまった結果、現在進行中の作戦において、ソ連軍とドイツ軍のどちらが攻勢で、どちらが守勢なのか。また、ザイツェフがそれにどう関与しているのか (これは前著と同じ) が明白ではない。
 ザイツェフを英雄にしたてあげるダニロフ (ジョセフ・ファインズ) も、なんだか中途半端な部分が多い。彼に関しての最大のミスは、最後間際、片思いの相手ターニャ(レイチェル・ワイズ) をザイツェフに盗られたと分かって逆上。軍上層部に虚偽の報告書を作り上げ、ザイツェ
 とは言え、戦闘描写の生々しさはある意味「プライベート・ライアン」を越えている。
 新兵が戦場につくなり、いきなり突撃命令が出されたり、退却してくれば射殺する。そういう描写の生々しさは見事。
 一回、リボルバーの弾数が違ったような気がするのは、気のせいだろうか?まぁ違ったとしても本質とぜんぜん関係のない部分なのでどうでもよいのだが。

戻る