BIO HAZARD 4D-EXCUTER(東京国際ファンタスティック映画祭2000にて)
(BIO HAZARD 4D-EXCUTER)
監督：大畑晃一
出演(声)：谷藤太
2000年／日本／22分／☆☆☆
批評 3Dである、ただそれだけ
遊園地のアトラクション用ということもあり、ごく普通の3D画像を見せられる。
物語は、BIO ﾊｻﾞRDファンにはおなじみのラクーンシティー。ただし主人公はSTARSではなく、アンブレラの特殊部隊UBCSのメンバー(完全オリジナルキャラ)。
ウィルス開発者の一人を、ラクーンシティーから救出することを命じられた彼らが直面する危機！つー話なんだけど、まぁ、なに？しょせんこんな物か。
3Dである特性を生かしたいのは分かるんだけど、足下の缶とかを観客に向けて飛ばすでしょ。そうするとね、観客としてはその缶に意識が行くわけだ。そーすると、中央で展開されてるアクションに目が行かなくなるんだよ、普通。その辺り、きちんと計算してやらなければいけな�
ただ、時間の割に物語はきちんとしてたと思う。ラストの落ちは途中で(というよりも、ほとんど冒頭で)予想がつくけど、本番では体感シートと短い尺でまとめてたたみかけるように見せればそんなことを考えているヒマは無くなるでしょう。
と、いうことで次第点。
ただし、傑作だった初代「BIO HAZARD」の様なギリギリの恐怖とか、そういうのはありません。
どちらかというと、吹っ飛ぶゾンビ。迫る触手。そういう感じだな。