新日記 02年04月12日 外伝
斬 撃 の 第 一 回 O F F 会 報 告


前哨戦「薔薇の刻印篇」
 待ち合わせ30分前の 18:15。
 私は目標として宣言していた「薔薇の花束」を入手した。
 有楽町駅で。
 待ち合わせは上野駅。電車で10分ほど距離がある。

 花屋のおばちゃんは、不思議な・不気味な笑みを浮かべていた。
 電車の中で、女子高生は指を指して私を笑った。



 ...うん。むかつくけど気持ちは分かる。
 私も恥ずかしい。



 恥ずかしいのは分かっていたが、事前調査の結果、御徒町駅 (上野の隣の駅。手元の資料によると600mしかない) 前の花屋で売っている薔薇の花束は見た目の破壊力が今ひとつだったのだ。
 そう、有楽町駅前 (構内?) の花屋のそれは、非常に破壊力があった。価格は同じなのに...
 その破壊力にあふれた薔薇の花束を持って、私は待ち合わせ場所で待つ。


証言 : くまちー
すぐ分かりました


 カメラで撮影しようとするので、止める。
 この画を、いない人に見せるわけにはゆかぬ。特に関係者にばらされたら永久に強請られそうで恐ろしい。


証言 : 狼
発見してたんだけど男二人で薔薇の花束はアブナイでしょ


 極めて正しい判断により、狼と第二接触を果たす。


証言 : VF-X
 エスカレーターの上から、すでに何か違うオーラが見えた。


 下駄と薔薇はそんなに怪しいか。
 後はだいたいこんな感触の証言が続き、Taisho、n_2、Torikara が到着。
 急遽参加できなくなった りおん と、仕事が入った Hirolyn を見捨て、途中合流宣言の出ている...芹田を知らない少年兵 (で良いの?) の回収方法を考えつつ進撃。
 戦場は、上野の天狗 (普通の飲み屋チェーン店) に移動する。



本戦「燃え上がる魂篇」
 最初こそ堅かったが、なれるに従って会話は暴走を開始した。

 まともな会話から、まともとは言い難い会話 (不参加の方々には申し訳ないが、あの会話を文字で再現することは絶対に不可能だ。確認できた最大で、一つのテーブルで同時に四本の会話が走っていたことさえあるのだから) に。
 笑いをこらえる店員。あきれる店員。
 そう、我々はそう大した量を飲んでいないのに、テンションが高かったのだ。

 そんな時、最終兵器とも言うべき芹田を知らない少年兵が現れた。


証言 : VF-X
 なんかすげぇテンション高くない?


 シラフで入ってきたにもかかわらず、その場のテンションと同じ。
 我々のテンションが、通常でもいかに高いかが分かるというものだ。
 もっとも、さすがに今回は逸般人のみではなく、一般人が二人いたことと、メンバーが足りていないためか、全力、あるいは全力を超えていなかった事も、シラフでついて行ける、ということに関連しているのだろう。
 さすがに全力状態で酒が入っていたら、ものすごいことになるのからねぇ。

 「混雑している場合は、時間は二時間」と聞いていた飲み屋の時間が、混雑していなかったのかなんなのか、とにかく宴は長々と続いた。3時間30分ほど。
 それは、まさに狂乱と呼ぶに相応しいものだった...



その後「決意篇」
 途中で、特にくまちー が我々の会話に、思わず引く場面があったように思うが気にするのはやめよう。恐れられることを恐れていてはなにも出来ない。
 狼とは、もうちょっと話をしてみたかった (特に、ProjectX な内容に関してって言えば参加者の皆々様には分かって頂けるだろうか?) とか、反省点はいろいろある。
 しかし、特に何もしていないのが (専用のネタさえ仕込んでいない)、全体的には楽しんでいただけたと思う。

 さて次回は何をしようかと思いながら帰途につく、春の夜であった。



次回予告
 第一回オフ会は、無事 (!?) 終了した。
 次は第二回を考えねばならない。次は、さてなにをしよう。
 どこかでスペースを借りて、ネッシーはメインじゃないじゃん!!という「怒りの湖底怪獣ネッシーの大逆襲」を見るとか、はにまる王子が暴走しているようにしか見えない「ミカドロイド」を見るとか、まぁ、そういうことを考えている。
 半年後か、年末近くか...まだ、分からないけどね。


戻る