センチメンタル・グラフィティ

 旧来のゲームと全く一線を画すソフト。制作はNEC I−channnel
 オリジナルはSEGA SATURN。
 発売前に、キャラクターグッツの販売売上額が億単位であったことは単なる事実であり、ゲーマーではなく、アニメ(声優?)ヲタクを中心として異様な持ち上がりを見せた。んが、ゲーマーの間ではスタッフのあまりのすばらしさ(すさまじさ?)に「これってクソゲーにしかならんとちゃうか?」と思わせ続けた。
 ある意味、ゲーム発売という究極的終局に向けて猛スピードで突っ込む列車の上で宴会をやっているよな状況だった。
 発売前に公表されたゲーム画面のグラフィックが、原画とあまりにも違い、ゲーマーはやっぱりと思い、それまで萌えていたファンは絶望とともに、それでも列車の上酒盛りを続行。
 発売後、一週間で新品があっけなく1000円代に突入したあたりがこのゲームの完成度の高さ(クソゲー的見地)を表している。

 ちなみにWindows版は、SS版よりマシという評価を得ているが、Win版もやっぱりクソである。

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